5. データを入手する

データセットのページを表示できた状態で、そのデータを入手する操作について説明します。
データの再利用方法はデータ提供者によって異なります。ほとんどのデータはダウンロードし、再利用しますが、中にはURLが提供され、G空間情報センター外のサイトに移動したり、GIS向けのWeb配信のURLである場合もあります。どのような方法で提供されているかは、それぞれのページでご確認願います。
なお、データを再利用する場合には、データセットページの左側の欄の下あるいは説明文中にライセンスが示されていますので、内容を確認・承諾した上で、ライセンスを順守しての再利用をお願いします。
 
 

a) ダウンロード提供の場合

以下にダウンロード提供しているデータページの例を示します。

このページの後半部分にアイコンが表示されていますが、このアイコンが提供されているデータになります。この例の場合、上から、“データ目録”、“CityGML”、“3D Tiles, Geojson, MVT, Shape”、、、とありますが、この単位でデータが提供されていることを示します。例えば、CityGMLをダウンロードしたい場合には、“CityGML”をクリックします。すると、以下のページが表示されます。

このページの右上の「ダウンロード」ボタンをクリックすると、CityGMLデータがダウンロードできます。
別の方法として、「詳細」ボタンをクリックすると「ダウンロード」メニューが表示されるので、これをクリックしてもダウンロードできます。

注意:データによってはダウンロードボタンあるいはダウンロードメニューが表示されないものがあります。その場合は、ログインしてから利用すると、ダウンロードボタンが表示されるものがあります。
 
 

b) 選択ダウンロード提供の場合

提供しているデータの数が非常に多い場合、地図をインタフェースとして選択するファイルを選び、一括してダウンロードすることがきるデータがあります。このダウンロード方法を提供しているサイトとしては、静岡県、兵庫県の3次元点群データなどがあります。以下に、静岡県のVIRTUAL SHIZUOKAページを示します。

上記のサイトから“LPデータ オリジナル・グラウンドデータ”をクリックします。すると以下のページが表示されます。

ダウンロードプレビューページはWeb地図サイトとなっており、マウスカーソルを地図表示内に置き、スクロールボタンを回すと地図が拡大・縮小表示されます。
ここでダウンロードしたい場所のメッシュを左クリックすると、そのメッシュのデータが選択されます。選択を解除するには再度クリックします。
選択が終了したら、左側のアイコン列の下から2番目の「ダウンロード」ボタンをクリックすることで、選択したデータが順次ダウンロードできます。
後ほどまとめてダウンロードするには、一番下の「リスト出力」ボタンをクリックします。そうすると、ダウンロードURLリストが取得できますので、これを利用して各種方法でダウンロードすることもできます。
 
 

c) 外部サイト提供の場合

データ提供者の都合でG空間情報センターに登録できないデータの場合、別サイトに移動してからデータをダウンロードすることができるものがあります。以下にその例を示します。

上記の例の場合、“国土数値情報(洪水浸水想定区域)”をクリックすると以下のページが表示されます。

このページの右上の「リンクに移動」ボタンをクリックすると、このデータがダウンロードできるページに移動し、ここからデータをダウンロードします。
 
 

d) Web配信提供の場合

提供しているデータのアイコンがオレンジ色のXYZと記載されているものは、GIS等で直接利用できるラスタタイルと呼ばれるWeb配信データのURLです。GIS等でこのURLを記載して利用するためのものですので、これをこのページからクリックしてもエラー表示されます。以下にその例を示します。

上記の例の“熱海市伊豆山付近陰陽図ラスタタイル”をクリックすると、次のページが表示されます。

ここに記載されている“https://tile.gkan.jp/forest/atami_inyouzu/{z}/{x}/{y}.png”がGIS等で利用するURLです。このURLの具体的な使い方は、例示のデータセットページの中で紹介していますので詳細はそちらをご覧ください。

  

6. 有償データを購入する

使い方(マニュアル)