生成AIエージェントを活用した行政向けGIS拡張製品 「ALANDIS+ GeAI(仮称)」を日本マイクロソフトの技術支援を受けて開発


アジア航測株式会社 新規事業創造本部
守屋 三登志

1.はじめに
 アジア航測株式会社は、日本マイクロソフト株式会社の技術支援を受け、生成AIエージェントを活用した行政向けGIS(地理情報システム)の拡張製品「ALANDIS+GeAI((アランディスプラス ジーイー・エーアイ))(仮称)」を開発したことをお知らせします。提供開始は2026年10月以降を予定しています。

2.自治体業務支援「ALANDIS+」とは
 自治体DXを支援するGISソリューション、ALANDIS+(アランディス プラス)は、基幹となる統合型GISの上に個別業務機能をアドオン(拡張)する構成で、見た目や操作性が統一されたGISです。サーバの処理負担が小さく、処理負担がクライアント端末にも依存しないため、端末数に関係なく、ストレスを感じさせないスピード、簡易な操作性で自治体業務を支援します。

アジア航測|空間情報コンサルタント

3.開発の背景
 自治体業務では、地図・台帳・調査結果などの空間情報に加え、過去の対応履歴、担当者の知見、関係部署の運用ルール、関連法令・通知・ガイドライン等を横断して確認して意思決定するケースが多くあります。一方、情報の所在が分散し、検索・照会・文書作成等に時間がかかることが現場課題となっています。
 アジア航測はこうした課題に対し、行政分野で培ったGIS活用ノウハウを基盤に、生成AIエージェントを組み合わせた「ALANDIS+GeAI(仮称)」を開発しました。

4.「ALANDIS+GeAI(仮称)」の特長
 本製品は、二つのユーザインターフェースでの利用が可能です。

(1) ALANDIS+の操作画面上における、自然言語によるGIS操作、資料作成支援
 ALANDIS+に拡張された生成AIエージェントインターフェースによって、従来のGIS機能(地図表示、検索、集計、解析、帳票・資料作成支援 等)に加え、生成AIを用いて業務の“調べる・まとめる・下書きする”を支援します。これにより、反復的な確認作業の負荷軽減、業務品質の平準化、庁内ナレッジ活用の促進に貢献します。

(2) 職員の知見や関連法令等も参照して支援するWebアプリケーションとの連携
 ALANDIS+と連携するWebアプリケーション型AIエージェントを開発しました。本システムは、GISの地理空間情報に加え、業務手順書や過去対応記録、法令・ガイドライン等を活用し、文書作成や確認業務を支援します。これにより「地図上の事実」だけでなく、「業務としてどう判断し、どう進めるか」という実務面まで含めた支援を目指します。

左:ALANDIS+でのAI指示画面  右:Webアプリケーション画面(開発中画面)

5.今後の展開
 アジア航測は、自治体の現場業務に即したユースケースに基づき機能拡充を進め、地理空間情報の利活用と生成AIの組み合わせにより、行政サービスの高度化、住民サービス向上に貢献してまいります。

■お問い合わせ先
 アジア航測株式会社 事業推進本部 営業統括部 営業企画部 自治体営業推進グループ
 TEL:044-969-7381 E-mail:jisensitu@ajiko.co.jp

(2026年6月 メールマガジン掲載)

マニュアル
FAQ

私たちは最適なウェブ体験を提供するためにCookieを利用しています。このサイトを引き続き閲覧することで、あなたはCookieの使用に同意していることになります。