イベント情報で、まちの魅力を届ける


株式会社イベントバンク
取締役 福井 慶一郎
「小さなエリアだが、ここから地域の魅力を発信し、多くの人に届けていきたい」…スマートシティや地域DXに携わる方からよく聞かれる言葉です。
株式会社イベントバンク(以下、「弊社」)では、2008年より、全国各地のお祭りやイベントの情報を独自に収集し、データベース化しています。お祭りやイベントは、その土地の歴史や文化、人々の暮らしに根差したものも多く、地域の魅力を伝えるための有力なコンテンツです。
イベントの中でも、大規模なものや毎年行われる恒例行事は比較的容易に情報を得られますが、例えば、旅先で出会う不定期開催の朝市、週末に子どもと参加できる近所のワークショップなど、地域密着・小規模なイベントはデータ収集の難易度が高く、一般に流通しにくい情報と言えます。
弊社は、規模の大きなイベントや著名な行事をカバーしながらも、地域の細密な情報にこそ価値があると考えています。お祭りや花火大会がいつも開催されているわけではありませんし、週末ごとに旅行に行ったり、テーマパークや劇場に頻繁に足を運んだりといったことはなかなかできません。日常の中のちょっとした楽しみ、ふらっと参加できる近場のイベントが生活のアクセントとなり、日々の暮らしに潤いを与えてくれます。
弊社が運営する「EventBankプレス」は、全国約3万団体の主催者が利用する、イベント広報に特化したプラットフォームです。主催者が登録したイベント情報は、規模の大小を問わずデータベース化され、弊社が提携するウェブサイトやアプリに配信・掲載されます。主催者は、これらメディアを通してイベントを広く告知することができます(無料)。
主催者自らが情報を登録する仕組みのため、まだ広く知られていないイベントや、初めて開催する新しいイベント、地域の小規模なイベントなどを含め、年間数万件の新鮮なイベント情報が集まり、その情報をスピーディーにメディアに展開することができます。
弊社のグループ企業の株式会社ジョルテでは、昨年10月、新たに「イベンティア」というイベント情報プラットフォームを立ち上げました。グループ一丸となり、情報量を飛躍的に増やし、年間数百万件のイベント情報を収集・蓄積する計画を進めています。情報流通をさらに加速し、人々の生活を豊かなものにするとともに、スマートシティ・地域DXの分野を盛り上げていきたいと考えています。
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■お問い合わせ先
株式会社イベントバンク 担当:福井
Email:fukui@eventbank.jp
(2025年2月 メールマガジン掲載)